水槽導入前も導入後も気になることをまとめました。




 
 

1. はじめに

水槽や生簀の調子が悪くなってしまった

「水槽の調子が悪いけどどうしたらいいか分からない」という方向けに、主な原因や対策をまとめました。


2.症状別に考えられる不調原因

(1) 水の透明度が低い

・水が白く濁っている(白濁り)

(1) 考えられる原因

新しく水槽を設置したばかり:ろ過に必要なバクテリアが足りていない
濾過槽(ろ材)を洗ったばかり:ろ材で繁殖し住んでいるバクテリアが減ってしまった
魚介類の入れすぎ:バクテリアのろ過が追い付いていない
※水槽立ち上げから2ヶ月以内の場合は、濾過に必要なバクテリアが足りていないことで白濁りしやすく、ご相談を多くいただいています。

(2) 魚の行動が異常

・息苦しそうにしている
・水面で呼吸をしている

(2) 考えられる原因

酸素不足:エアレーションが不足している
水質の悪化:アンモニア、亜硝酸、硝酸の濃度が高い

(3) 水質が安定しない

・亜硝酸濃度が低くならない
・塩分濃度(塩分比重)が高い

(3) 考えられる原因

バクテリア不足:立ち上げ直後、または濾過槽の洗いすぎ、魚介類の入れすぎ
海水交換不足:水質悪化後に水換えしていない

(4) 水温が安定しない

・水温が下がらない
・水温が急に上がったり下がったりする

(4) 考えられる原因

クーラーの故障:適切な温度を維持できない
フィルターや吸排気口が塞がっている:吸排気できずクーラーの冷却機能が正常に働いていない
温度センサーが抜けている:センサー部分が水槽の外に落ちている
コンセントが抜けている:稀に停電等でブレーカーが落ちている 設置場所の問題:直射日光やエアコンの影響を受ける場所に設置している


3.具体的な対策

・海水交換

水質悪化の場合は、海水交換を行うことで解決する場合があります。
海水交換後も水質チェックを行い、必要に応じて水換えを行ってください。

・水槽内外のチェックや清掃

日々水槽をチェックし、異常を見逃さないようにします。
・冷却機のフィルターが埃で詰まっていないか。
・吸気口や排気口に布巾や物が乗って塞がっていないか。
・温度センサーが水槽や濾過槽の外に出ていないか。
・コンセントが抜けていないか。
など、、、

・亜硝酸濃度チェック(水質管理)

特に水槽立ち上げから2ヶ月間はこまめなチェックが必要です。
水質が安定してくると亜硝酸濃度が上がりにくくなり、海水交換の頻度も減ります。

・フィルターの清掃とメンテナンス

フィルターの種類:冷却機のフィルター、濾過槽のウールマット
清掃方法:冷却機フィルターの埃は掃除機で吸ったり、ウールマットは汚れたタイミングで水洗いをします。

もしも解決できない場合は、業者やメーカーによる修理をご検討ください。


5.緊急時のチェック項目

(準備中、、、)


6.まとめ

活魚水槽・生け簀を適切に管理するためのポイントは「水質管理、温度管理、魚の健康管理、設備のメンテナンス」を行う。
トラブルを未然に防ぐために、定期的なチェックと早期対策を心がけましょう。もしも問題が発生した場合は迅速に対応し、早めの解決が大事です。

7.困った時の連絡先

東京水槽製作所では活魚水槽や生簀のメンテナンスをお受けしています。
上記ページや、下記問い合わせフォームや電話よりお気軽にお声掛けください。



   

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まずはお気軽にお声がけください。
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