結露対策に効果があるペアガラス水槽って、なんですか?
活魚水槽の利用者にとって結露・水滴曇り問題はすべての利用者の共通あるあるテーマです。
そこで、少し結露対策を調べたことがある方なら一度は「ペアガラス水槽」という言葉を聞いた事があるかもしれません。
そこで本日は「ペアガラス水槽って何なんですか?」という疑問にお答えさせていただきます。


※ペアガラスとは?
ペアガラスは、書いて字のごとく2枚のガラスを一定の間隔をあけて空気の断層をつくり、特殊加工で製作した二重ガラスです。この特殊な構造の設計により、断熱性能が向上し、結露を防ぐ効果をつくり出します。
よく寒冷地の窓が二重になっていたり、新幹線の窓なども二重になっていますが、すべて外気の暑さや寒さをダイレクトに屋内に伝わらないようにする為の、建築等では昔から使われいた技術です。その構造を活魚水槽に取り入れたものがペアガラス水槽と呼ばれています。
※ペアガラスの性能と特徴
ビジネス上の大きな性能と特徴は「結露が付きにくい」「高い断熱効果」「透明感」です。
①結露が付きにくい
一番のメリットは結露が非常に発生しずらいという特徴です。元々、活魚水槽はビジネス的にも店内で中の海産物を見せて鮮度をアピールして購買意欲を高めてもらうのも大きな特徴です。それが結露で何も見え無くなってしまうのは物凄い損失なので「結露しらず」は一番の特徴だと思います。
②高い断熱効果
夏場など外気温が上がって来ると、それが水温に伝達して一定の水温を保つには相応の電気代をかけながらクーラーにフル稼働してもらうことが必要になります。しかし外気の影響を受けずらいペアガラスの場合は電気代も節約しながら水温維持が可能になります。
③透明感
元々ガラス素材はアクリルに比べて掃除による傷、紫外線による劣化がおきない素材です。そんな「ガラス本来の特性」x「二重の結露防止構造」が掛け合わさることにより、アクリル水槽にない透明感を実現いたします。
ペアガラス水槽のメリット
主要なメリットとしては上記の「①結露が付きにくい」「②高い断熱効果」「③透明感」が上げられますが、その他にも付帯効果として、
- スタッフの一日数回の結露拭き取りの手間を削減
- 外気温がつたわりずらいので万一の停電などでもゆっくりと温度が変わっていく(水筒の原理)
- 水槽の透明感が在庫(魚介)の回転率を上げてくれる
など連動していろいろな副次効果を生んでくれると考えます。
ペアガラス水槽のデメリット
ここまでペアガラス水槽のメリットばかりを説明してきましたが、やはり隠すわけにはいかないのでデメリットもあります。
例えば..
アクリル水槽(定番シリーズなど)と比べて重量や厚みがあり、製造コスト(水槽価格)も高額になります。当社の例で言うと、水槽が重いということは導入時の人権費や車両費も通常のアクリル水槽にくらべると高めになぅてしまいます。
※補足で..「ペアガラス」と「複層ガラス」の違い
補足で「ペアガラス」で検索した際に「複層ガラス」というワードも一緒に表示されることがあります。これは使用するガラスの枚数により、一般的に名称が変わります。
ペアガラスとは?
2枚のガラスから構成されている特殊ガラスのことです。東京水槽製作所のペアガラス水槽で使用しています。
複層ガラスとは?
複層ガラス水槽は2枚以上のガラスのすべてのケースの総称です。なので、ガラス2枚の場合が「ペアガラス」、ガラスが3枚で「トリプルガラス」とも呼ばれ、それらはすべて複層ガラスという大きなカテゴリーに含まれます。
※ペアガラスの導入事例

北関東で新鮮な魚介を扱う和食居酒屋さんに導入いただきました。広い店内の入口のとても目立つスペースに設置をさせていただきました。普段はアジなどの魚を常に泳がせていますよ。(魚入れる前で、魚映ってないけど..)
※まとめ
ペアガラス水槽は結露防止、断熱性、ビジュアル性の面で優れた性能を発揮する水槽と言えます。
アクリル水槽と比較して構造や性能に違いがありますが、どちらもそれぞれにメリット・デメリットがありますので用途に応じて選択することで、よりビジネスにとって最適な水槽環境を実現できると思います。








