業務用生簀を導入する前にこれだけは!「知らないと後で冷や汗..現場課題」

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業務用生簀を導入する前に..

市場や漁港など活魚を扱う現場でビジネスプランに上がってくるのが「業務用生簀」の導入です。とはいえ、いきなり設置を検討しても「何を事前に確認すべきか?」がわからず、打合せ後にお話しがどんどん迷走してしまうケースも少なくありません。なので今回は、初めて業務用生簀の導入を検討される方によくある5つの課題を紹介します。

※設置スペースの確保ができない

業務用生簀は1トン前後の大型水槽が主流で、ご要望によってはそれを2個、3個と設置する場合もございます。当然それにはサイズに見合った十分な設置スペースが必要です。

特に以下の点を事前にチェックしておく必要があります。

  • 床の耐荷重(施設基準などがある場合)
  • ドアや通路の幅(導入時の搬入導線の確保)
  • 設置場所に直射日光や高温機器がないか

市場などは特に狭いスペースに密集して店舗が並ぶケースもございます。特に上記のポイントはご検討時は事前にご確認が必要です。設置場所ありきで生簀サイズを決めるのが基本。無理なご要望やサイズ選定は後々のトラブルの元です。


※電源容量や電気配線が不足している

意外と見落とされがちなのが電源環境です。

業務用生簀は、クーラー・ポンプ・殺菌灯など複数の機器を同時稼働させるため、一般的なコンセントだけでは容量不足になることがあります。

特に水量の多い業務用生簀は電気コスト削減も大切なので動力(三相電力)を利用するケースが多くなります。設置前に施設元や電気業者との確認・調整が必須です。

機器によっては通常では完備がされていない単相200V、三相電源が必要なケースもございます。


※音や振動が思ったよりも大きい

仕様にもよりますがクーラーの排気、ポンプの稼働音・振動は営業環境に少なからず影響があります、よってビジネス上のストレス要因になる場所には設置がしずらいので、そのようなパーツ類が適切な場所に置けるかも確認が必要です。

特に以下のような店舗では注意が必要です。

  • お客さまのすぐそばに機器類を置かざる得ない場合
  • お客さまとは関係なくてもクーラーの排気(熱気)が支障になる場合

対策としては、事前にお客さまの導線などを考えながら適切な場所への設置計画が重要と考えられます。


※メンテナンス導線が考慮されていない

定期的な水換え・生簀掃除・魚の出し入れを見越した作業動線の確保は、設置後の日常業務で非常に大切なポイントです。

  • 水槽の奥行きが深すぎて手が届かない
  • 水換え用の排水口が近くにない
  • 手早く生簀の掃除がしにくい

など、日常の業務を軽視した設計はトラブルの元。
長期的に使い続けるには、日常の現場作業者目線での使いやすさ重視で計画が成功のポイントです。


※水質管理の知識・体制が整っていない

5. 水質管理の知識・体制が整っていない

どんなに立派な業務用生簀を導入しても、海水管理ができなければ魚は弱ってしまいます。(せっかくの大切な商品が台無しです)

  • 適切な温度維持(季節によって設定変更)
  • 塩分濃度の管理
  • 亜硝酸、硝酸塩などの管理
  • 魚の種類に合わせた環境調整

専門的な知識が必要な場面も多く、「設置して終わり」ではなく、日常運用の知識を少しづつ覚えていくことが大切です。

東京水槽では水質や生きもの管理の経験が20年以上の経験豊富な技術者がいますので、導入後は技術者との直電でいろいろご相談させて頂けます!


導入を成功させるためには「現場目線」が鍵

ここまで紹介した5つの課題は、実際の現場でいままであった失敗例も振返りながらまとめさせていただきました。

「生簀が大きすぎて施設の入り口を壊さないと入らなかった」
「電源が足りなくて必要な水温にする機材を設置できなかった」
「魚がすぐ弱ってしまって商売にならなかった」

こうしたトラブルを防ぐためには、「設置後の運用イメージを具体的に割り出して、逆算して準備する」これが何より大切です。

東京水槽製作所では、お客様の現場に合わせた「サイズ選定」「電源確認」「設置環境」の事前ヒアリングを大切に、お客様にとって失敗のない業務用生簀導入をサポートしていますので、困った時はいつでもお気軽にメッセージお待ちしています!

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