「活魚水槽の注文トラブル集!」日常、これだけは気を付けて..
活魚水槽は業務上、水槽が必要な飲食店や市場の方にとっては欠かせない設備ですが、実際に導入してみると「思わぬトラブル」が発生することもあります。ここでは、現場で設置後の日常でよく起こるトラブルを4つのケースに分けて紹介します。どれも正しい知識を身につけ、日々の点検で防げる内容なので、導入前の基本知識として参考にしてください。


※魚が死ぬ(水温異常)

まず、もっとも多いと感じるトラブルが「水温異常」です。水槽用クーラーが正常に動作していない為に、
- 水温が異常に低くなって、エビは生きてるのに魚が全部死んだ
- 水温が異常に高くなって、中の活魚が全部弱ってしまった
など、いろいろなケースでお客様からご連絡を頂くことがあります。基本的に活魚は魚種ごとに普通に生きていられる温度が異なるので、通常の16-17℃の時は数種類の魚介が普通に元気にしているのに、極端に温度が「低い」「高い」と変動してしまうと種類によってはすぐに死んでしまうケースがあります。
対策ポイント
- 日常的に「濾過槽に水が適切に満たされているか」確認
- 日常的に「水が正常に吹き出し部分から出ていて循環してるか」確認
- 日常的に「クーラーや温度コントローラーが正常に作動してるか」確認
まずは、このあたりを必ず日常的に見ていてください。
それぞれが正常に動いていない時は、何かが起きている可能性があります。もしもそんな現象になった時は、大切な魚介がダメになってしまわないように、まずは購入店にご連絡して対策確認をしてみてください。簡単な操作で元に戻るケースもよくありますので、まずは「1.濾過槽の水」「2.水の循環」「3.機材の作動」を日常的に確認するようにしてください。
※魚が死ぬ(水質異常)

次に多いのが「水質の悪化」によるトラブルです。
こちらは上記の「水温異常」のように緊急性のあるトラブルとは違いますが、水質悪化などにより少しづつ大切な魚介がよわってしまう原因になります。
そうならない為にも日常的に以下のチェックをするようにしてください。
それほど神経質に頻繁に行う必要はありませんが、「調子悪いのかな?」と思ったら検査キットで確認ください。
①塩分濃度
②亜硝酸量
対策ポイント
- 水替えをした際はセットで塩分濃度を確認するクセを付けましょう
- 魚介の不純物から生まれる亜硝酸が多くなると水質はかなり悪くなるのでこれは定期的にご確認ください
- 特に目視で水の汚れを感じた場合は亜硝酸の確認をすることを日常にしましょう
水質異常は外見では気づきにくいですが、魚が底でじっとして動かない、エラを早く動かしているといった兆候が見えたら何かが起きている可能性があります、常に水の色や魚の様子を見るようにしましょう。
※水が冷えない

「クーラーを入れても冷えない」という相談もよくあります。
上記の「魚が死ぬ(水温異常)」の項目の確認は問題がないのにクーラーが冷えない場合はクーラー単体の不調もありますが、まわりの環境が良くないケースもあります。
確認ポイント
- クーラーは正常に動いているか確認
- 温度コントローラーは正常に動いているか確認
- 循環ポンプが正常に動いているか確認
- クーラーの熱排気口付近は正常な換気環境が確保されているか確認
- クーラーまわりが高温多湿の環境になっていないか確認
上記、確認ポイントが異常がない場合は主要パーツであるクーラー本体が何らかの異常を起こしている可能性もありますので、その場合は速やかに購入店の技術者にお問合せください。
※水が循環しない

最後になりますが、たまに水が循環していないとご連絡があることがあります。
水が循環をしないということはすべての機能が遮断されるという事なので「水温管理」「濾過機能」などの水槽に必要な機能がすべて止まってしまいます。人間で言うと心臓が止まるとおなじことなのでその重要さがご理解いただけると思います。
要因はいくつか考えられるのですが、まずは以下をご確認ください
確認ポイント
- 循環ポンプの電源が入っていて、音がしてちゃんと動いているか?
- 循環ポンプが動いてる場合、次は水が循環してるか?
まず上記の2項目あたりをご確認して頂けますと、おおよその水循環が止まってしまった可能性が予想できます。
※ポンプから音がしないなら電気やポンプ本体の故障の可能性
※ポンプが動いているなら、何らかの理由で循環事故が起きてる可能性(凍結やエアー噛み)があります。
まずは、購入店にご連絡して、技術者のアドバイスをもらいご自身でできる対応から試してみてください。わりと日常的に水槽を触っている方でしたら、アドバイスだけもらえればご自身で復旧できるケースも以外に多いものです。
「水槽注文トラブル集!」日常編まとめ

活魚水槽のトラブルは、「設備の不良(故障)」よりも「日常の点検不足」「ほっぽらかし」が原因で起きることがほとんどです。水温・水質・循環・通気の4つを日々確認することで、魚の健康と設備の寿命を大きく延ばせます。導入後も、設置業者やメーカーと連絡を取りながら、日常的な確認やメンテナンスをしていきましょう。
私たち東京水槽では、他社でご購入された水槽の修理やメンテナンスも行っていますので、お困りの事がございました場合はお気軽にお声掛けください!







